乾杯のスパークリングワインは美味しい!そして最近知ったのは、スパークリングワインの中でもシャンパーニュ(シャンパン)はちょっと特別みたい・・・確かに、香りもいいような、そして味わいも少し複雑で、シャンパン以外の泡と比べると印象的なような気もする。だけど、まだまだ、どんなシャンパーニュを飲んだらいいのか、自分に合ったシャンパンがわからないというあなたへ。
女性らしさを感じられる、手に入りやすい5本を紹介します!
ローランペリエ ラ キュベ
「ラ キュベ」というその名の通り、厳選した葡萄の一番搾りだけを使用した贅沢なシャンパーニュです。フレッシュなのにエレガントな印象を受けるのは、シャルドネを多く使用し、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエと絶妙な割合でブレンドしているから。通常よりも長い、4年という熟成期間を経て世の中に送り出されるこのシャンパーニュは、英国王室御用達であるメゾンならではの誇りを感じられます。
ふくよかでスッキリとした後味、とてもバランスの良いシャンパーニュなので、食前酒だけでなく食中酒としてもおすすめです。
パイパーエドシック ブリュット
このシャンパーニュは、女性が飲むためにこの世に生み出されたと言ってもいいかもしれません。それは、フランス国王 ルイ16世王妃 マリーアントワネットにふさわしいシャンパーニュとして誕生し、献上されたという逸話があるからです。
一口飲むと、しっとりと熟れた林檎や梨のような果実味が広がりますが、最後にはフレッシュな柑橘系が感じられる抜群のバランス。ピノ・ノワールを主体としていますが、リザーブワインが少量ブレンドされているため、バランスの良い、エレガントな味に仕上がっています。
マリリンモンローにも愛されたシャンパーニュ。女性として、飲まずにはいられませんね!
ランソン アイボリーラベル ドゥミ セック
ドライなものより少し甘めのアイテムを探しているというあなたにお勧めなのが、この少し甘めのシャンパーニュ。ドゥミ セックというと食後酒のイメージが強いのですが、こちらはその中でも必要最低限の糖分だけを加えて作られているため、甘さの中にも、しっかりとした葡萄の美味しさを感じることができます。
ハッとする華やかな香り、フルーティーでほんのり蜜のような味わいなので、酸味や辛味が強いオリエンタルな食事にもぴったり。
1860年のビクトリア女王の時代から140年以上英国王室に愛されてきたメゾンが作る誇り高きドゥミセック。甘いだけじゃない上質な女性にぴったりです。
ポメリー ブリュット ロワイヤル
元々甘口が主流で食後酒として愛されていたシャンパーニュ。そんな当時の常識を覆し、食中や食後にも楽しめるようにと史上初のブリュット(辛口)を当時の英国上流階級向けに作り出したのは、なんと女性であるマダム・ポメリーでした。今ではすっかり辛口が主流となっているのですが、そのきっかけは女性の実行力だったのですね。
ソフトで上品な香りとフレッシュで快活な味わい、そして洗練された余韻も楽しめる、とてもバランスの良いシャンパーニュ。グレース・ケリーにも愛されたというポメリーは、エレガントなシャンパーニュを探しているあなたにお勧めです。
ヴーヴ クリコ ローズラベル ブリュット ロゼ
鮮やかなオレンジ色のパッケージをご覧になった事がある方は多いと思います。あの印象に残るスタイリッシュなシャンパーニュが、モエと並んでよく知られている「ヴーヴ クリコ」です。
ヴーヴというのは「未亡人」という意味で、若くして夫を亡くした未亡人クリコが、その後女性実業家としてメゾン当主の後を継ぎ、そして現在に至る礎を築きました。そのヴーヴ クリコが1755年に世界で初めて作り出したロゼ シャンパーニュがこちらなのです。
伝統的なシャンパーニュの製法に、ピノ・ノワールから作られた上質な赤ワインがブレンドされたこのシャンパーニュには、伝統と革新を感じることができます。
ドライでしっかりとした味わいの中にひそむ野いちごのフルーティな可愛らしさの一方で、ドライフルーツのような成熟した甘みやほのかな香ばしさが感じられる複雑な美しい口当たり。ロゼを飲むなら、まずはこちらから始めてみてはいかがでしょうか。
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