自分へのご褒美を与える為の時間は、とても贅沢なもの。ワクワクしたり、うっとりしたり。テンションがあがり、まるで、恋の始まる予感に似た気持ちが沸き起こる。流行りのコスメ、大好きだけど我慢していたスイーツ、愛するブランドのバッグ、何着もあるのにときめくシルエットのコートにワンピース。そして、とっておきのシャンパーニュを一人ゆっくりと楽しむ時間。
いくつもある「ご褒美」タイムに、シャンパーニュを楽しむ、っていうチョイスを選ぶ人たちが増えてきているのは、モノではない経験、自分にしか持ち得ない時間を重視する人たちが増えてきているから。
今回ご紹介するのは、そんな、プレミアムな時間を大切にしたい彼女たちにお薦めな、このロゼシャンパーニュ3選です。
Baron Dauvergne Cuvée Elégance Rosé Grand Cru
(バロン ドゥーベルニュ キュヴェ エレガンス ロゼ グランクリュ)
ラベルに描かれたマーガレットが可愛らしいデザインのボトル。
地元フランスで非常に強いファンを持つこの造り手のシャンパーニュは、実は日本に入ってくるのが貴重であると言われています。
すばらしいピノ・ノワールの産地として知られるこの地方では、その上質な黒ぶどうを使ったロゼシャンパーニュが多く造られていますが、その中でも人気があるのが、こちらのロゼ。
フルーティな香りとフランボワーズを思わせる鮮やかなピンク色。一口含むとそのふくよかな味わいに驚きます。ピノ・ノワールの強さと繊細な香りが素晴らしくバランスよく調和したシャンパーニュです。
Laurent-Perrier CUVÉE ROSÉ BRUT
(ローランペリエ キュヴェ ロゼ ブリュット)
今では珍しくないですが、このローランペリエ ロゼが産まれた時代には、まだ想像もされていなかったノンヴィンテージのロゼシャンパーニュ。
当時のローランペリエ 当主であるベルナール ドゥ ノナンクールは「本当に美味しいロゼ」造りを目指しました。フレッシュで、たおやか、それでいて骨格を感じるロゼを「真のロゼ」として、それを造りだしたのです。
さらにボトルデザインにもこだわり、生まれたのは、しなやかで丸みのあるエレガントなボトル。
ボトルデザインから、すでに他のシャンパーニュとは一線を画す、斬新かつモダンな美しさを感じさせられます。
美しいサーモンピンク色のシャンパーニュ。グラスの中では豊かな気泡が立ち上ります。とてもフレッシュな、ラズベリーやブラックチェリーを思わせる香りが飛び込んでくる一方で、柔らかな口あたり。余韻はピノ・ノワールの芳醇さと併せて、再びフレッシュな果実香が鼻腔にかすかに残ります。
英国王室御用達として知られるハイクオリティを保ちながらも、拘りを貫くスタイルをもち「ロゼシャンパンのあるべき姿」と評されるほどのシャンパーニュ。女性同士でゆっくりと共有するご褒美時間に選びたい一本です。
DRAPPIER Grande Sendree Rose Brut Millesim
(ドラピエ グラン サンドレ ロゼ ブリュット ミレジム)
少し貫禄あるボトルからグラスに注ぐと、繊細な泡がグラスの底からほっそりと立ち上ります。
心踊る可愛いラズベリーのような色のシャンパーニュと、がっしりとした骨太ささえ感じさせるボトルデザインとのギャップに、女性はキュンとせずにはいられません。
苺や野生のラズベリーのような果実の力強い香り。
一口含めば、ピノ・ノワールのもつふくよかさ、力強さをと共に、まろやかで奥深い味わいを感じられます。グラスを傾けるたびに感じられる優雅さにうっとり。そして、再び目を開けると、絞りたてのストロベリーのような美しいロゼ色に魅入り、ときめきと同時に気持ちが満たされていくプレステージのシャンパーニュです。
造り手は、黒ぶどう(ピノ ノワール)のスペシャリストと言われるメゾンです。厳選された葡萄を、優れた収穫年のものだけ使用し、限定で生産されているというだけでなく、全ての工程を手作業で行い7年もの熟成期間を経て造られる、究極とも言えるロゼシャンパーニュ。
特別な時間のために、ストックしておきたい一本ですね。
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